沖縄芝居というものを見に行く 3 空港でのお買い物

空港で帰りの便の荷物預けも済ませ、ちょっと時間があるので軽くお昼をと、案内パネルを見て、沖縄オリジナルのハンバーガー店 

に行ってみた。店内は60席あるとのことだが、すでに長蛇の列。飛行機を見ながら熱いハンバーガーとビールにしたかったのだが、それではと、ファミマでオリオン缶ビール、ポーク卵おにぎりを買ってベンチでお昼にする。

腹ごしらえがすんで空港内のお店を回る。羽田ではいつも早々に手荷物検査を受け、すぐに搭乗口へ向かう。羽田は広いため、色々なところで時間がかかり飛行機に遅れる可能性もあるため空港内のお店を見ることは少ない。那覇空港は比較的アクセスしやすくお店もそれなりにあるのでまわりやすい。

まずは、Jimmy's のお菓子、ここではアメリカンスタイル・味のクッキーやマフィンなどを売っている。以前はもっとくどいというか、ねっとりした感じの味だったのだが、すこしマイルドになった気がする。ここでは、ココナッツ手提げ(ココナッツクッキー)とスーパークッキーを買う。

このココナッツ手提げ(ココナッツクッキー)は750円でココナッツがふんだんに入っており、お買い得だと思う。
その次に石垣島ロイズのチョコレート。ロイズはもともと北海道のお店だが、経営者が石垣島に惚れ、沖縄らしいお菓子を開発したとのこと。黒糖と合わせたチョコレートは絶妙な味である。

定番沖縄銘菓の

本家のこちらが一番おいしい。ずーっと以前はもう少しラードが強く、それが独特の風味だった今はマイルドになっている。

歩くのに少し難のある私にとっては、強行軍の二泊三日の沖縄芝居観劇ツアーだったが、とても楽しめた旅でした。

 

沖縄芝居というものを見に行く 2 がらまんホール「伊江島ハンドー小」

ホテルで朝食、当然ビュッフェである。入り口まで来ると行列であったが、スタッフのさばきの良さでで難なくすわれた。サラダ、焼き魚などの朝食定番メニューの他に沖縄のゴーヤーチャンプルー、ゆし豆腐などがある。見ると朝から生ビールに人がいる。私も現役時代、会社のみんなとの旅行では朝からビールのこともたびたびあった。飲み物のところにビアサーバーがあり自由に飲むことができるようになっていた。他にも泡盛の利き酒セットなど、つまりは夜用のものを朝から解放しているわけだ。あとは空港に行って飛行機に乗るだけなら良いかもしれない。

 

ゆいレールで旭橋の那覇バスターミナルまで行き、高速バスで宜野座村の「がらまんホール」に移動する。宜野座 IC のバス停は上下線とも同じで、高速を降りたところにあり、

そこから「がらまんホール」までは歩いて10分ほど。梅雨の中、幸い雨にはならなかったが湿度が高く蒸し暑い。

今回の出し物は「伊江島ハンドー小(いいじまはんどぅぐぁー)」という悲恋もの。沖縄芝居の三大名作のひとつだと言う。

他に出し物は琉球舞踊、短い芝居「仲里節由来記」というもの。踊りは美しく、歌と踊りを交えた「仲里節由来記」は実に楽しいものであった。メインの「伊江島ハンドー小(いいじまはんどぅぐぁー)」はセリフの多い劇であった。沖縄の言葉で演じられるが、舞台袖に字幕があるので、なんとか分かる。悲恋ものなので、お客さんの中には涙する人も。

公演が終わって宿へ。田舎なので周りには通常のホテルなどが無い。車で行くようなところにリゾートというか観光ホテルがあるが、タクシーも無く移動する手段がない。事前に検索して、アパートタイプのホテルがあるのを見つけ、予約しておいた。

ホテルはこんな感じで単なるアパート、ネットで予約して、メールで電子ロックの暗証番号をもらう仕組みである。

ツインなら良かったのだがすべての部屋がダブルベッドとのことで、部屋の写真をみるとそれも小さい感じだったので、ここのところは贅沢に二部屋取った。

Google Map で見ると近くには居酒屋もあり、高速バス停からの道で確認したのだが、遠いし、やっているかどうか分からないので近くの

からお弁当やビールを買い込んで夕食をとった。部屋は1LDK で電子レンジ、洗濯機・乾燥機もあり、風呂は普通の家庭のスタイルで、ホテルの風呂には備えつけられていない椅子もあり、楽にのんびりできた。

翌朝、前日に Zip マートで買っておいた朝食を温めて食べて、例によって湿気の中歩いて高速バス停まで行き、そのまま空港へ移動、難なくたどりついた。

沖縄芝居というものを見に行く 1 「お笑い米軍基地」

先日、夫婦で二泊三日の沖縄旅行をしてきた。目的は「沖縄芝居」鑑賞など。沖縄芝居とは、沖縄の言葉(うちなー口)で演じられる芝居郷土芸能である。ふとしたことから沖縄芝居に興味を持ち、観に行きたくなった。その旅の記録。

 

沖縄旅行に限らず、飛行機を使った旅行は JTB や HIS などで手配する航空券とホテルのパッケージツアーを使うのが安くあがる。今回は、同じホテルに連泊ではないので ANA のサイトで、往復の航空券と那覇での一泊を手配した。一人当たり 4万円弱というところ。

11:35 発 ANA 474 便は、見たところ乗客に私たちのような70歳台はほぼいない。最近の旅行、特に飛行機では QRコードチェックインとなっており、スマホでやるのが一般的である。以前は印刷したものを持っている乗客もいたのだが今回は見えない。私もなんとかスマホ使いにも慣れて出来るようになった。飛行機はほぼ満席、手配するのが遅かったせいもあり、二人とも三人掛けの真ん中の席となった。

ホテルは

空港からタクシーに乗ることなく一本なのでとても楽である。

チェックインして休憩の後、パレット久茂地市民劇場での公演「お笑い米軍基地」を見に行く。お目当ての沖縄芝居は明日、北部の宜野座村がらまんホール」で行われるが、この時期になにか面白いものがないかと検索したら、この公演があったのでチケットを手配しておいた。

沖縄の米軍基地をテーマにしたかなり過激なコントが7本演じられた。内容は YouTube などを参照されたい。実際に生で見るのは、かなり迫力がある。客席は満席、年長組が多い、10代20代は全くいない。男女比率で言うと 男3女7というところか。

公演のあった「パレット久茂地」は沖縄県庁の近くにある。ホテルも多いのでこのあたりには飲み屋もたくさんある。公演が終わって近くの居酒屋で夕食をとった。地元のオリオンビールを飲みながら地魚グルクンのから揚げなどを食べた。明日は歩きが多い所なので、ゆいレールでも2駅なのだがタクシーで帰ってゆっくり休む。

 

神田神保町で吉永小百合の映画特集をやっている

古本の街 神田神保町名画座

www.shogakukan.co.jpにて「吉永小百合と私たちの青春」という特集をやっている。吉永小百合はたくさんの映画に出ているのだが、今回は日活のデビュー当初から数年のもの20本だけのようだ。

この特集に気づくのが遅くなって、観たかった「いつでも夢を」「青い山脈」は終わってしまった。シンプルに楽しい映画だったのに。高校の時の担任の先生は現代国語の担当で石坂洋次郎がきらいで「青い山脈」悪口を言っていたなー、などということを思い出す。

この特集は今月6月末までだが、下旬に上映予定の

www.nikkatsu.comは観にいけるだろうか。神保町の古本屋さんも少なくなってきているとの話で、コロナやら体調不良で久しく神保町に行っていないが、カレーを食べたり古本をあさったりしながら観にいきたい。