沖縄芝居というものを見に行く 2 がらまんホール「伊江島ハンドー小」

ホテルで朝食、当然ビュッフェである。入り口まで来ると行列であったが、スタッフのさばきの良さでで難なくすわれた。サラダ、焼き魚などの朝食定番メニューの他に沖縄のゴーヤーチャンプルー、ゆし豆腐などがある。見ると朝から生ビールに人がいる。私も現役時代、会社のみんなとの旅行では朝からビールのこともたびたびあった。飲み物のところにビアサーバーがあり自由に飲むことができるようになっていた。他にも泡盛の利き酒セットなど、つまりは夜用のものを朝から解放しているわけだ。あとは空港に行って飛行機に乗るだけなら良いかもしれない。

 

ゆいレールで旭橋の那覇バスターミナルまで行き、高速バスで宜野座村の「がらまんホール」に移動する。宜野座 IC のバス停は上下線とも同じで、高速を降りたところにあり、

そこから「がらまんホール」までは歩いて10分ほど。梅雨の中、幸い雨にはならなかったが湿度が高く蒸し暑い。

今回の出し物は「伊江島ハンドー小(いいじまはんどぅぐぁー)」という悲恋もの。沖縄芝居の三大名作のひとつだと言う。

他に出し物は琉球舞踊、短い芝居「仲里節由来記」というもの。踊りは美しく、歌と踊りを交えた「仲里節由来記」は実に楽しいものであった。メインの「伊江島ハンドー小(いいじまはんどぅぐぁー)」はセリフの多い劇であった。沖縄の言葉で演じられるが、舞台袖に字幕があるので、なんとか分かる。悲恋ものなので、お客さんの中には涙する人も。

公演が終わって宿へ。田舎なので周りには通常のホテルなどが無い。車で行くようなところにリゾートというか観光ホテルがあるが、タクシーも無く移動する手段がない。事前に検索して、アパートタイプのホテルがあるのを見つけ、予約しておいた。

ホテルはこんな感じで単なるアパート、ネットで予約して、メールで電子ロックの暗証番号をもらう仕組みである。

ツインなら良かったのだがすべての部屋がダブルベッドとのことで、部屋の写真をみるとそれも小さい感じだったので、ここのところは贅沢に二部屋取った。

Google Map で見ると近くには居酒屋もあり、高速バス停からの道で確認したのだが、遠いし、やっているかどうか分からないので近くの

からお弁当やビールを買い込んで夕食をとった。部屋は1LDK で電子レンジ、洗濯機・乾燥機もあり、風呂は普通の家庭のスタイルで、ホテルの風呂には備えつけられていない椅子もあり、楽にのんびりできた。

翌朝、前日に Zip マートで買っておいた朝食を温めて食べて、例によって湿気の中歩いて高速バス停まで行き、そのまま空港へ移動、難なくたどりついた。